日本エムティ株式会社 for the next Surface 表面処理の可能性を求めて

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非粘着・離型性

非粘着・離型性とは

非粘着性とはくっつき易さ(粘着性)に対し、付着しにくい性質を言います。
また、くっつきを抑え、型離れを良くする為には、金型表面等に粘着や、焼き付きを起こさない様に、離型剤を塗布したり、非粘着性に優れた表面処理や表面改質により離型性を高めたりします。

弊社の特殊用途向けコーティングは接触角が非常に大きく、濡れにくい性質を持つPTFE(通称:テフロン)やPFA、FEP等のフッ素樹脂を表面にコーティングすることで、粘着を抑え、吸着するエネルギーを小さくし、型離れの良さを実現します。
またシリコーン樹脂は、無機性と有機性の両方が取り巻く分子構造である為、他の有機バインダーでは得られない非粘着性や撥水性、耐汚染性にも優れたコーティング皮膜を作ることが可能です。
樹脂成型用金型にはPTFE(通称:テフロン)を無電解ニッケル皮膜に分散させたフルルーブメッキを行うことで離型性の良さを実現します。またガラス繊維等のフィラーを添加し、強度を増した樹脂材料において、より硬さが求められる場合には、無電解ニッケル皮膜にセラミックスの微粒子を分散共析させ、耐摩耗性を高めたメッキ処理もあります。
PVDコーティングでは、皮膜の種類によっては離型性だけでなく、高硬度で耐摩耗性を高める事も可能です。用途としてはフィルム切断カッター刃への非粘着、樹脂成形金型、ゴム成型金型の離型と酸化やガス腐食対策、ローラーへの粘着物の抑制等があります。

弊社では、使用用途に合わせ、あらゆる表面処理の中から、最適な皮膜をご提案致します。

ドライサーフェス

特殊用途向けコーティング

特殊樹脂バインダー、特殊フィラーの働きにより、様々な機能コーティングが可能です。

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セラミックサーフェス

PVDコーティング

物理的に硬質皮膜を蒸着させる手法です。
被加工材の使用環境や特性、スペックに応じて、幅広い製品群より、最適なコーティングを提供致します。

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プレーティングサーフェス

無電解メッキシリーズ

無電解メッキシリーズは各種合金メッキ及びコンポジットメッキが可能です。通電を必要としないメッキなので、セラミックや樹脂の様な不導体にも処理が可能です。また、膜厚の均一性に優れており、精密部品や金型へ処理も行っております。また、細溝・細穴にも処理が可能です。

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