耐食性とは
腐食とは、物質が化学反応を起こし錆を生成したり、変質破壊することを指します。
水分の存在する場合の腐食を”湿食”、高温下で生じる場合の腐食を”乾食”と言います。また、腐食の種類として、エロージョン腐食や隙間腐食、粒界腐食、孔食、異種金属間腐食等があり、腐食が起こるメカニズムも対策も異なります。
例えば、金属に腐食が発生する時、金属は大気中では表面が酸化皮膜で覆われています。これが何らかの影響で破壊された時に腐食が発生します。
腐食を防ぐ為に、表面処理を施し、錆を発生させ難くすることができます。
弊社では、使用環境や、腐食の症状、使用用途により、あらゆる表面処理の中から、最適な皮膜をご提案します。無電解ニッケルメッキ中で最高の耐食性の超耐食無電解ニッケルメッキをはじめ、高温部位の耐食性、ガス腐食に対応可能なコーティング技術があります。膜厚は数ミクロンですので部品、金型精度を維持しつつ腐食対策を行う事ができます。
腐食性と離型性が欲しい、腐食性と耐摩耗性が欲しい等、ご相談下さい。
ドライサーフェス
ドライ潤滑コーティング
ドライ潤滑コーティングとは二硫化モリブデン、グラファイト、PTFE(通称テフロン)等の固体潤滑剤や有機無機添加剤を特殊バインダー内に分散させた機能性コーティング被膜です。
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