ドライ潤滑コーティング
低摩擦・摺動コーティング
自動車エンジンピストンへの低摩擦コーティング
問題
自動車エンジンピストンのより低摩擦化をはかるために、各種コーティングが検討されているが、その耐久性と品質の維持に問題が発生する場合があった。より最適な低摩擦コーティングの実現を課題とした。
解決
当社が処理する低摩擦コーティングは固体潤滑剤である二硫化モリブデン、PTFE,グラファイトを硬質樹脂に分散したドライ潤滑コーティングであり、幅広い荷重領域、速度にて高い耐久性と低摩擦性を確保できるコーティングとして、レース用のエンジンピストンにも採用されるようになった。固体潤滑剤の配合、分散量の最適化で低摩擦化による低燃費に貢献している。
問題解決のポイント
最適な固体潤滑剤の配合、処理温度、分散量を試験行い最適な低摩擦性を得る事ができた。