ドライ潤滑コーティング
耐摩耗コーティング
「排気系部品の耐摩耗性向上」~ステンレス同士の可動部にて焼き付きが発生してしまう~
問題
排気系部品のステンレス部品同士の可動部で焼き付きが発生。高温、砂塵等にさらされる部位でオイル、グリス等が使用できない。 表面処理で耐摩耗性の高いコーティングを行い焼き付きを防止する必要がある。
解決
高温の摩耗特性に優れるPVDコーティング(窒化クロム CrN)を行い、さらに高温潤滑性に優れる二硫化モリブデンを含んだ潤滑コーティングを行った。
問題解決のポイント
排気系で高温部位の耐摩耗性と潤滑性を確保する必要があった。耐摩耗性は窒化クロムで対応し、初期の表面の馴染み性、潤滑性を二硫化モリブデンコーティング
で対応し耐摩耗性、耐焼き付き性を改善できた。
本件では高温箇所でのステンレス同士の摩擦摩耗の改善事例です。