ドライサーフェス
焼き付き、カジリに効果のある表面処理は?
ステンレス等のボルトナットの焼き付き、カジリを防止するには表面に軟質な金属をメッキする、または極圧添加剤により硫化物等に変質させる等の方法があります。当社では焼き付き、カジリの対策として金属表面によりせん断力の小さい固体潤滑剤、二硫化モリブデン等をコーティングする事で金属同士の凝着を防ぎ摩擦力を安定させ摩擦抵抗を低減する事でスムーズな組付けが可能になります。部分的なコーティングも可能であり、SUSボルト、ナット、耐熱合金ボルトに適用されています。コーティング皮膜は完全ドライな状態ですので組付け時の汚れのトラブルもありません。グリスに比較して耐熱温度も高く幅広い環境での適用が可能です。