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ドライサーフェス

二硫化モリブデンコーティングとグリスの違いは?

二硫化モリブデン(MoS2)は耐荷重性、低摩擦性、耐熱性に優れた固体潤滑剤の一種であり、オイル、グリス等の添加剤としても広く利用されています。耐熱性は350℃程度でそれ以上になると三酸化モリブデン(MoO3)に変質します。二硫化モリブデン(MoS2)は分子間がへき開し、層間にずれを与えるエネルギーが低いため低摩擦が得られ、低速重荷重に適し、荷重依存性(負荷が高まるにつれ、焼き付き防止能力や摩擦係数が低減する傾向)を有すると言われています。軽荷重の場合、へき開が起こり難くなることがあると言われています。
二硫化モリブデン(MoS2)コーティングと二硫化モリブデングリスの使い分けとしてはコーティングは耐薬品性、耐溶剤性、耐熱性に優れドライコーティング皮膜ですので漏洩、周囲への汚染がない、の特徴があります。適用環境(温度、速度等)によって選択を行う事をお勧めします。またコーティングとグリス、オイルを併用することで更に耐摩耗性、低摩擦性を向上させる事もできます。

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